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GTEC Business受験記(2020年)

本当にお久しぶりです。

春原です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

前回の更新から色々ありましたが、パイロットを相変わらず目指しております春原です。

先日自社養成の選考に際してGTEC Businessを受けたので、記録しておきたいと思います。

 

受験直後は、あまりに情報が無い状況で挑んでスピーキング周りでやらかしたので、不合格だと思っていたら忘れた頃に通過の連絡が来ました。

 

 

TOEIC, TOEFL, IELTS, GTEC Business(4科目・会場受験)で一定以上の点数を取得している場合は、この英語試験は免除されます。

僕は大学在学中、卒業後もTOEIC等を受験していなかったため、会場で受験しました。

 

 

このGTEC Business何が困ったって、情報が圧倒的に少ない

本当にびっくりするぐらいに無いです。

ちなみに対策本なども見つけられませんでした。

 

高校生向けのGTECの情報などはそれなりにあるんですが、

大学生・社会人向けのBusinessは本当に情報量が少ないです。

 

 

というわけで覚えている範囲で内容を書きたいと思います。

 

※難易度に関しては、公式サイトによると解答状況によって出題内容も変わる形式のようです。スコアに関しては、自社養成の選考で受験する場合は知ることができません。

 

 

 

①会場

通常のテストセンターと会場は一緒です。

会場内には私物を持ち込めないので、基本的に全部ロッカーに放りこめばOKです。

 

会場内はブースで仕切られたPCが並んでいます。

GTEC受験用のソフトを立ち上げ、渡されたID・PASSでログインします。

 

リスニング・スピーキング試験用のヘッドセットが置いてあるので装着します。

マイクテストも行います。

録音ボタンを押して適当に何か言います。再生します。聞こえなければ入力レベルを調整します。

先述したようにブースで仕切られているだけなので、隣の人にマイクテストしてる時の声も聞こえます。若干の気恥ずかしさ。

 

 

②リスニング

・写真に最も合致している選択肢を選ぶ問題

・音声の内容に最も近い選択肢を選ぶ問題

 

基本的にこの2つがメインです。

TOEICの問題と同じような感じだと思います。すごく早い速度で話しているという感じではありません。

音声は一度だけ流れます

 

 

③リーディング

・単文の空欄に当てはまる単語を選ぶ問題

・2~3パラグラフの文章を読んで設問に答える問題

 

これ以外にもあったかもしれませんが、すいません思い出せるのがこの2つです。

文章問題に関しては、時間に余裕があるため文章を読んでから答えることもできますし、必要な部分だけ読んで答えられるものもありました。

 

 

④ライティング

・指定された内容の文章を作成する問題

・指定された内容のメールを作成する問題

 

文章作成に関しては、例えば「以下のルールを記載した張り紙を作成しなさい」のような内容です。

メールに関しては、例えば「あなたの会社の商品は下図のような特徴があります。この商品をA社に売り込むためのメールを作成してください」のような内容が出題されます。

 

僕は英語のビジネスメールなんて書いたことも読んだことも無いので、とりあえず日本語準拠な内容で書きました。

難しい単語はほとんど使いませんでした。使っても合ってるか不安だったし。

時間はギリギリ足りませんでした。

英語のタイピングとか練習しているといいかも。

 

 

⑤スピーキング

(僕にとっての)カルチャーショックセクション。

 

・自己紹介(30秒くらいで)

・指定されたシチュエーションで指定された内容を相手に伝える問題(各30秒くらい)

・9コマ漫画の内容を英語で説明する問題(1~2分くらい)

・グラフの内容をミーティングで伝える問題(1~2分くらい)

 

時間に関しては記憶が曖昧ですので、目安と思ってください。

設問や準備にも制限時間があります

毎回録音する前に本番と同じ時間で練習できるようになっています

録音は自分で終了できず、既定の時間が過ぎたら終了します

そのため、早めに言い終わると録音が終わるまで気まずい感じになります。

また、スピーキング・ライティングセクションは受験者全員が同じ出題内容だと思われます。

 

シチュエーション問題は例えば、

「あなたは○○部の新人です。他部署の同僚に相談しに行きます。

①彼に簡単な自己紹介をしてください。

②Aに関する事項についてアドバイスを求めてください。

③彼の業績についてあなたの部署で話題になっていることを伝えてください。

以上のような問題です。

①~③各問の合間に短い相手の反応のビデオが流れますが、

特に問題とは関係ありません。ドラマ見てると思えばOKです。

 

9コマ問題に関しては、時間があまりありませんでした。

マンガもそれほど難しい内容ではないので、高校レベルまでの英語でも説明できる感じでした。

 

グラフ問題が一番難しかったです。

アンケート結果の内容を英語で説明する練習などは対策としていいかもしれません。

「我々の長所は~で、短所は~だから、今後は~に注力しつつ、~は継続していくといいでしょう」

みたいな感じで。

 

 

スピーキング試験の何がつらいって、隣の人に聞こえるプレッシャー

気にならない人もいると思いますが、隣の人が大きな声でそれなりに流暢な感じで話してるのを先に聞いてると、(俺の下手くそ英語聞かれたくねえ…)気持ちになります。

 

公式サイトによるとイントネーションもチェックしているようですが、僕は緊張して小声+3~4単語で区切って喋っていたので、とてもじゃないですが流暢には話せていませんでしたが合格したので、自社養成選考で受験する方はそこまで気負わなくても大丈夫かもしれません。

 

 

 

以上がGTEC Businessの概要でした。

受験が先月で記憶も曖昧なので、参考までにとどめてください。

なお、問題の例に関しては僕が受験した問題をベースに置き換えているものです。出題された問題そのものではないので、雰囲気を掴んでいただければ。

また、上記の内容が間違っている場合はお知らせください。

速やかに訂正いたします。

 

対策本などが無いため、対策などが難しくはあるかもしれませんが、

TOEICなどの対策でも効果がある問題内容だと感じました。

ライティングやスピーキングは、難しい単語などは使わずとも、

相手に設問の内容を伝えることはできるので、ボキャブラリに自信がない人も頑張ってください。

 

 

今回の記事がGTEC Businessを受験される方のお役に立てれば幸いです。

 

それではまた次回。