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今更Klipsch T5 TRUE WIRELESSを買った話

お久しぶりです。春原です。

 

 

最近完全ワイヤレスイヤホンのKlipsch T5 TRUE WIRELESSを買ったのでそれについて少し書きたいと思います。

レビューだけ見たい人は見出し「開封」以降をご覧ください。

 

 

 

 

  • 購入に至るまで

 

 Klipschについてざっくり説明するとドイツ語のように見えてアメリカの音響メーカーです。ヘッドホンのShureに対してスピーカーのKlipschみたいな感じらしいです。

映画館のスピーカー納入数では全米一位だとか。

 

 僕はKlipschの有線のイヤホンR6mを大学時代から使っていますが、断線や故障もなく長く使えているのでいい印象を持っていました。

 

 ワイヤレスイヤホンの話をすると、以前中華イヤホンのCANAVIS J29を買いましたが、洗濯した不慮の事故で普段使いに耐えられなくなり、DenonのAH-GC30を購入するに至りました。

 

 

 

 AH-GC30はAptX HD対応で音質もいい、ノイキャンそこそこ、見た目も悪くない、老舗の音響メーカーDenon製と、かなり気に入っていました。2020ベストバイ。

 しかし、唯一の欠点として拘束力が強いので、長時間使用すると髪にヘッドフォンの跡がつくという問題があります。家で使う分には良いんですが、人に会うときに髪が凹んでいたら悲しいですよね。

 

 というわけで、再びワイヤレスイヤホンを探すに至ったわけですが、予算は三万以下、ノイキャンがあって音質もいい、そんな欲張りセットなイヤホンを探していました。

 

この辺や、

 

 

この辺、

 

 この辺など

 

 

を見ていたんですが、ふと思い出してそういやKlipschってワイヤレスイヤホン出してなかったっけ?と調べたら、去年二世代目の T5 Ⅱ TRUE WIRELESSが発売されたらしく、2018年発売の初代機が28000円から8400円に値崩れしていました。

 というわけでポチりました。そりゃノイキャンなくても3万円弱の価値が本来あって、音質に定評があるメーカーのイヤホンが8000円台で買えるなら買いますよね。

 

 見た目もZippoライターみたいでかっこいい。

 

というわけで以下レビューです。

 

 

 

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まず化粧箱からしてずっしりしていて、しっかりしている感じがあり、本来の価格を思わせる風格があります。

 

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封印シールも無駄にかっこいいし。

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化粧箱から中箱を取り出して開くとまず説明書が現れます。

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次いで本体とケースが現れます。いや本体ケースかっこよすぎませんか?

アルミ筐体でなかなかコンパクトです。(母のWF-1000XM3のケースと比べると幅は3分の2くらい)。しかし、金属製ということもあって結構重いです。

 

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内容物は、

・本体

・本体ケース

・イヤーピース2サイズ分

・充電ケーブル(USB-C to C)

・USB-A変換アダプタ

・説明書

くらいです。

説明書は雑な日本語訳が目立ちますが、イラストで分かりやすく書いてあるので大体わかります。

 

 

  • 良かったところ

1.見た目

 ケースも本体も格好いい。二世代目の本体デザインもかっこいいですが、これも相当格好いいです。これだけで買ってよかったと思えるレベル。

 

2.音質

 専門家ではないので詳しいことは言えませんが、安物イヤホンで聞くようなぼんやりとしたような音は聞こえません。少なくともR6mと同等以上の音はすると思います。静かな部屋で使用すると、音楽の録音環境の反響音とか聞こえます。

 

3.ケースがコンパクト

 ポケットに入れられるサイズです。ただしちょっと重いので結局鞄に入れるかもしれませんが。

 

4.操作が簡単

 イヤホンの表面をクリックすると大抵の操作ができます。ただ、接続先の切り替えは一度ケースに戻す必要はあります。

 

5.電池持ちが良い

 本体8時間+ケース24時間の計32時間使えます。ケースは15分の充電で2時間分給電可能な急速充電に対応しています。

 

  • 良くなかったところ

1.アプリが酷い

 イコライザーなどはKlipsch Connectというアプリでイヤホンと接続するのですが、アプリの評価がまさかの1.8。Apple版は分かりませんが、ネットで調べる限りそちらも評価が低いです。とにかくアプリとイヤホンが繋がらない。何度やっても繋がらない。

何回か再起動や再インストールすると繋がるらしいですが、面倒くさくてまだやれていません。

 

2.AptX HDに対応していない

 コーデックの対応がAH-GC30に比べると少ないです。致命的ではないですが、ちょっと残念。

 ただ、AptX HDに対応してないからといって、普段の使用用途では不満はほとんどありません。

 

3.ノイズキャンセリング非搭載

 ちなみに二世代目も非搭載です。ノイキャン無しで3万円弱というのは、音質への圧倒的自信ということなのか…

 とはいっても、イヤーピースがカナル式なのでそれなりに遮音性はあります。

 

4.イヤーピースが独特

 イヤーピースの断面が楕円形になっているのと、ノズル部分がやたら長いので合わない人には結構合わないと思います。ハウジングの部分は装着安定性に全く寄与しません。イヤーピースだけで支えている感じです。

 個人的には、装着する際に少し回転させれば安定してフィットするポジションにはまるのであまり気になりません。

 またイヤーピースがノズルに被せるのではなく、ノズルの中に入れてくっつけるタイプなのでサードパーティー製のイヤーピースがそのまま使えません。多分無理すれば使えますけど。

 

  • 結論

 色々気になる部分もありますが、個人的にはアプリは無いものとして考えればかなり良い買い物をしたと思います。8千円台でこのクオリティはラッキーです。

正直二世代目は進化した部分が微妙過ぎますし、マクラーレンコラボのモデルは高いのでそれだったらSennheiserのノイキャンイヤホンが買えてしまえます。

 安くて良いワイヤレスイヤホンが欲しいという方におすすめできる一台です。